丹後の伝説 浦島太郎の教訓!玉手箱に救われたかも?!

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[出典http://www.mansukero.com/blog/?cat=6]

浦島太郎は丹後にいた?

「昔~昔~浦島は~♪…」子どもの頃に歌ったり、聴いたりしたこの歌は浦島太郎の物語ですね。ただのフィクションかと思いきや、各地に浦島太郎が存在したという伝説が残るのです。

ここ、丹後もその1つ。天橋立の景色が龍に例えられている事から考えてみても、もしかしたら竜宮城に関係が?なんて思いますよね。多くの土地に同じような話があるのも不思議ですが、今回は伝説ついてではなく、この浦島太郎の物語にどんな意味があるのか考えてみました。

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[出典 http://blogs.yahoo.co.jp/hakusyunetto2009/1798810.html]

浦島太郎のあらすじ

ご存じ浦島太郎の物語を簡単におさらいしてみましょう。

昔、ある所に浦島太郎という漁師の若者がいて、お母さんと2人で暮らしていました。ある時海辺で子ども達が亀をいじめているのをみかけ、助けてやるとお礼に亀が竜宮城に連れて行くというので、亀の背に乗り竜宮城を訪れると竜宮城の主、乙姫様に手厚くもてなされ毎日が楽しくあっという間に三年も居続けてしまいました。

いよいよ、離れていた地上の暮らしが恋しくなり帰ることを告げると玉手箱という箱を手渡されて、決して開けてはいけないと送り出されます。

久しぶりに帰った村は彼の知っている村ではなく、知っている人も誰もいないので村人に尋ねるとなんと300年も前にいなくなった若者の話を聞きます。その若者こそが浦島太郎だったのです。

途方に暮れた浦島太郎は乙姫との約束を破り、玉手箱を開けると中から煙が出てきて、あっという間に老人になってしまいました。…とこんな内容です。

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[出典http://www.minetaku.co.jp/p01.html]

この話『浦島太郎』から考えられること

「なぜ?」がいっぱい

この物語について多くの人がなぜ?と思うことが多いようです。

いじめられていた亀を助けてあげたのだから幸運がやってきたって良さそうなものですが(少なくとも不幸がやってこなくてもいいはずですが)、逆にどうしてここまで悲惨な目にあってしまったのでしょうか?

[出典http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110722371]

おとぎ話の「浦島太郎」のお話の教訓は何を伝えたいのでしょうか?
亀を助けたのにハッピーエンドとは言えないことが子供心に何なんだろうと納得がいかなかったのです。

[出典http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213344807]

確かに人助けならぬ亀助けをした心優しい若者が最後は不幸になってしまうように思いますよね。

 浦島太郎はいい人?悪い人?

日本のおとぎ話には子ども達にとっては情操教育の勉強の1つですよね。正しいものが救われ、悪いものは罰を受ける、そんな流れのものが多い中で浦島太郎は異色の物語だとは思いませんか?

まず、この物語の主人公、浦志太郎はいい人間だったのか、悪い人間だったのかという点から考えると面白いかと思います。

太郎は親切な若者で子ども達から亀を助けた、という事は太郎はいい人間だと言えます。

しかし、竜宮城に行ってからの太郎には違う顔も見えます。まず、毎日、働かず面白おかしく暮らすというのは怠け者になってしまったという事でしょう。そして、3年もの間たった一人の母の事を忘れてしまうというのは薄情とも言えます。そして、地上に戻ってからとうの昔に母は亡くなってしまっていたことを考えれば親不孝ですよね。

最後は固く乙姫と約束したはずの玉手箱を開けてしまうのですから、裏切ったことにもなります。

 

解釈の仕方は人それぞれ

別に教訓を読み取るための物語ではないと思うのですが、あえて読む側からの教訓を探すなら、
「人間は神仙の世界への憧れを持つこともあるが、この二つには越えられない隔たりがある。」
ということだと思います。

[出典http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110722371]

古今東西、約束は人が人たる証として交わす神聖な契約とされています。約束を破るよ、と前置きして破棄するならとにかく、約束を皆が破れば社会が成立しないからじゃないでしょうか。

[出典http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10147900755]

「良いことをすれば、良い目を見る」
「悪いことをすれば、悪い目を見る」
といった教訓が一つの物語になったと解釈できるかと思います。

[出典http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1372972098]

はっきりとハッピーエンドとはならない結末にいろんな意味を考えてしまいますよね。

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[出典http://bokete.jp/odai/271293]

この話「浦島太郎」の教訓は

人の心の弱さ

竜宮城に行く前の太郎はいい人間でした。変わってしまったのは竜宮城に行ってからです。

これは何を意味するのでしょうか?それは人は環境によって変わってしまうという事ではないでしょうか。積極的に悪人になったわけではありませんが、突然に訪れた贅沢な暮らしは彼が持っていた働き者という美点を失わさせてしまいました。ここに人間のもろさを感じます。

果たして、貧しくとも母と穏やかに暮らしていた時と竜宮城での派手な暮らしとどちらが幸せなのか、考えさせているのだと思います。

そして地上に帰って失ったものの大きさに気が付いて後悔をします。失ったものとは、慈しんでくれた母、共に同じ村で生活をしていた村の人達との関係、形のないものばかりです。これは物欲では満たされない心について問いかけているのでしょう。

最後に玉手箱を開けるというのはやはり、我慢や辛抱ができない太郎の心の弱さをついているのではないでしょうか。結果、太郎は老人になってしまいますが、これも若者が持っていて老人が持っていないもの、健康な肉体と寿命の長さです。それすらも失うことになるのです。

 

とても人間らしい主人公

他の物語の主人公と違ってとても人間らしい主人公ですよね。

この物語を通して考えさせられるのは、一寸先は闇、後悔先に立たず、といった言葉です。人間はもろいもの。だからこそ、気をつけなければいけません、といったことではないでしょうか。

乙姫が恩人の太郎になぜ、玉手箱を持たせたのか、そこも大きな謎が残されていますが、老人となった太郎は本当に不幸になっただけなのか…。もしかしたら絶望していた太郎にとっては寿命が短いことであと少しであの世で母親に会えることが慰めになったかもしれません。いろいろと考えてみると奥が深いお話ですね。

いかがでしたでしょうか?様々な伝説が残るこの丹後にある浦島太郎を一度訪れてみて下さいね!

 





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